友チョコって大変だ!
私が学生時代、いや、独身時代を振り返ってみても「友チョコ」という
カテゴリーはありませんでした。
いつ頃から始まったコミュニケーションツールなのでしょうねぇ。
我が家には娘がおりません!
息子たちは、貰えればラッキー、なくて当然くらいの感覚ですので(のんびり屋
さんか!)
バレンタインは、義理チョコであっても喜んでおります。
さて。
タイトルの「友チョコ」。
これは、女の子同士が友達との間で交換するために作る、”手作りチョコ”なのだと
聞きまして。
女の子のお子さんがいらっしゃるお宅は、大変だぁーと思っておりました。
ところが、ところがですよ。
昨晩突然、息子が妻に「ガトーショコラの作り方教えて!」と申し出ているでは
ありませんか!!
なんですと!?
意中の誰かに渡すのかい?
妻も聞いております。
(妻) 「なんで?」
(息子)「友達に、友チョコとして配るから」
うちの妻は「作るより買ったものの方が断然美味しい!派」なので、そういうお菓子
作りなんて滅多にしません。
が、そんな彼女も時々思いついたかのように作るお菓子が数種類ございます。
そのうちの一つがガトーショコラです。
しかも、彼女はバレンタインデーの時に、ガトーショコラを作って切り分け
「はい、家族全員分!」
という理論で、ホワイトデーの時は切り分けて食べさせた人数分から回収するという
チャッカリ屋さんなのです。
そんなズボラ(もとい、合理的)な彼女が数年前から、たまに作っていた
ガトーショコラ。
そこには秘密があったのですね。
ガトーショコラが、簡単に出来上がるアイテムを購入していたようで、息子は
そのことを知っていたのです。
だから、「あのズボラ母さんでも作れちゃうガトーショコラなら、自分でも出来る!」
と踏んだようです。
そして作ったガトーショコラを切り分け、何人かの友人に配るつもりのようです。
(うーん、そこも妻っぽい!せこい!)
男女均等が子供たちの世界にまで浸透したのでしょうか。
男子は貰う立場ではなく、ついに配る立場にもなったのですね。時代は変わるもの
ですねぇー。
妻が作ってくれていたガトーショコラは、数年前にスイーツキットとして、
必要なアイテムがセットになったものを購入し、作っていたようですが、調べると、
もう生産されていないもののようでした。
そこで、誰でも簡単にガトーショコラが出来ちゃうアイテムをご紹介します!
まずはこんな器具や材料です。
①耐熱ガラスのメジャーカップ500mlほどの容量のもの。
②シリコン製パウンドケーキ型
③チョコレート116g
④バター60g
⑤砂糖20g
⑥薄力粉10g
⑦卵1個
では、そのガトーショコラの作り方。
まずは耐熱カップに、③~⑤をどしどし入れて、全部が溶けるまでレンジでチン!
ただし、その後にすぐ卵を割入れるので、熱々過ぎると卵が固化しちゃいます。
チョコレートやバターといったものがトロリと溶ける程度で充分とのこと。
手で触っても全く熱くない温度で大丈夫らしいです。
そのトロリとしたチョコレートたちの中へ卵1個を割入れ、よーくかき混ぜます。
さらに、ダマにならないように、薄力粉も入れます。
本当は、「粉ふるい器」なる製菓の器具があるようですが、茶こしでふるって問題
なし。
(さすがズボラ)
そこからさらに、よーくかき混ぜ、それをシリコン製パウンドケーキ型に流し入れ、
型ごとトントンして中の空気を抜くのだそうです。
その後、170℃で予熱しておいたオーブンへ入れて25分~30分。
甘い香りがしてきました。
すぐに食べるとトロける食感ですが、友チョコとして配るのですから、よーく粗熱を
とって冷蔵庫で冷やして、カチコチになったものに粉砂糖をふって、それを1口大に
カットし、息子は一つずつラップに包んで用意してました。
(もちろん、ズボラ母さんも駆り出され、ブツクサとボヤいておりましたが)
よくよく聞いてみてみてビックリ!
あんな美味しいと言っていたガトーショコラはコレだけのことで簡単に作れたん
ですね。
お菓子作り初挑戦の息子が、ズボラ母さんの指示だけで作れたのですから、
いかに簡単かが分かります。
さすがはズボラ母さん!!
ちなみに、ズボラ母さん曰く「これだけ簡単やと、何のチョコレートを使うかで味は
ほぼ決まるわけ。
チョコレートだけはケチったらあかん!私のオススメは、ミルクとビターを適当に
ミックスすること。
もちろん、普段よりちょっとお高めなチョコレートを使うのがミソやで」と語って
おりました。
そりゃ、この方法なら、チョコレート次第で味が左右されますよね(笑)
息子は渋々、ズボラ母さんオススメの「カレ・ド・ショコラ ミルク」とビターのもの
との混合を押し付けられて作っていました。
出来上がりは、こんな感じです。
シリコン製の型なら、色んな面倒もないらしく、後片付けも楽チンなんですって。
私も今度やってみようかと思いました!