こだわりの色が心躍る色鉛筆、色辞典(IROJITEN)第ニ集
子供の頃によく使ったのが、クレヨンと色鉛筆。
色鉛筆の色って、赤、青、黄、緑、紫、・・・とか
もしくは、
レッド、ブルー、イエロー、ビリジアン、パープル、・・・など
ずばりこんな色だと思うんですが、色にも色々あるようで。
例えば、「子鹿色」(こじかいろ)。
これは、18世紀頃から使われた色名で、子鹿の毛皮のような少し灰みがかかった
明るい茶色。
というように説明されている、この「子鹿色」(こじかいろ)の色鉛筆。
例えば、「猫柳色」(ねこやなぎいろ)。
この色は、早春に銀白色の毛に覆われた花穂をつける猫柳に似た色。
くすんだ黄白色を表す色。
というように説明されている、この「猫柳色」(ねこやなぎいろ)の色鉛筆。
例えば、「柳葉色」(やなぎばいろ)。
これは、日本の春の柔らかな色調を代表する、柳の葉の色。
浅く柔らかな印象の黄緑色。
というように説明されている、この「柳葉色」(やなぎばいろ)の色鉛筆ってどんな。
こんな自然を感じてさせて、想像させてくれる色に色鉛筆って、とても魅力的?!
こんなこだわりのある色鉛筆が、トンボ鉛筆の「IROJITREN(色辞典)」です。
第一集、第二集、第三集と、3集発売されています。
その第ニ集は、3分冊になっています。
◯色Vol.4 ペールトーンII(10色)
撫子色、杏色、梔子色、麦藁色、萌葱色、薄荷色、ターコイス、天色、
ヒアシンス、クロッカス
◯色Vol.5 ディープトーンII(10色)
李色、蘇芳色、土器色、枯竹色、芥子色、苔色、仙人掌、針樅色、
真鴨色、濃藍
◯色Vol.6 ライトグレイッシュトーンI(10色)
子鹿色、渋紙色、猫柳色、蜜蝋色、柳葉色、抹茶色、水晶色、呉須色、
釣鐘草、鳩羽紫
この、「IROJITEN(色辞典)」の第一集が誕生したのは、1988年のこと。
当時、デザイン課の女性が、母の日に色鉛筆をプレゼントした時に、もっと贈る人の
人柄や個性が出るような色が欲しかったというように、思ったのが開発するきっかけ
だったそうです。
こんなふとした瞬間がきっかけだって、面白いですね。
それから30年余りのロングセラーとして、人気の色鉛筆。
くわしくは、こちらのサイト↓