今注目の甘酒は、夏にこそ飲む点滴になりそう
今、注目されている「甘酒」ですが、寒い冬に熱い甘酒をというイメージが
あるのではないでしょうか。
飲むと体の芯が温まるように感じる、熱い「甘酒」。
そんな「飲む点滴」と呼ばれてブームになっれいる「甘酒」ですが、実は、
夏の季語だったんです。
「甘酒」といえば、酒粕に砂糖を加えたものがありますが、昔から飲まれて
いたのは、米麹で作った「甘酒」の方で、この2種類があります。
酒粕で作った「甘酒」は、戦後に米(米麹)の代替品として作られて、それが
広まったものと考えられています。
さて、「飲む点滴」と言われる「甘酒」の成分とは一体どうなっているのか。
米麹で作った「甘酒」に含まれる成分について、解析した結果があった。
この米麹「甘酒」に含まれる成分は、100g当たりで、以下の通り。
・エネルギー 105kcal
・グルコース 19.1g
・オリゴ糖
・ビタミン B1~B3
B5~B7
B9
・必須アミノ酸 9種類
・抗酸化物質「エルゴチオネイン」
この成分を見ると、整腸作用が期待できるオリゴ糖が含まれており、疲労回復に
効果があるビタミンB群、必須アミノ酸が含まれています。
さらに、抗酸化物質の「エルゴチオネイン」も含まれていました。
米麹「甘酒」は、飲むヨーグルトに比べて、リンやカリウムなどの含有量が低く、
そして便秘に効果的だと言われています。
このように、身体の健康にいい「甘酒」なのですが、どうやって手に入れれば良い
のでしょうか。
濃縮タイプの麹「甘酒」の作り方があったので、紹介します。
1.乾燥こうじ1と、お湯2の割合で混ぜます。
2.1.で作ったものを、炊飯器に入れます。
3.炊飯器に乾いた布巾をのせて、炊飯器の保温モードで60℃を保つようにします。
4.3.を約4時間程度保持して、発酵させれば完成します。
出来た「甘酒」の保存は、冷蔵庫や冷凍庫で、雑菌が繁殖しないようにし、早めに
使い切るようにしましょう。
夏に「甘酒」を飲むには、出来た「甘酒」を冷やして飲むと美味しいです。
また、スイカやオレンジなどの果物を絞ったり、トマトなどの野菜をミキサーにかけ
て「甘酒」に混ぜてスムージーにして飲むのも美味しいです。
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