うのお店って最近見ないですが一体・・・
「う」の看板のお店って、最近見なくなりました。
「う」って、何屋さんですか?
「う」が付くものって・・・
うどん?
ういろう?
牛の肉?(牛肉?)
馬の肉?(馬肉?)
梅干し?
うまい棒?(そんな訳ないでしょう。)
では、一体何屋さんでしょうか。
それは、以前からちょっと高くて、何か理由を付けないとなかなか食べに行くことが
出来なかったのに、最近さらに値段が高騰して高嶺の花になってしまった、
そう、「うなぎ」です。
鰻屋さんの看板などに書かれていた、「う」という文字。
大抵は、縦に長くて、うなぎのお姿を現しているかのような文字が一般的でした。
この、「う」の一文字で「うなぎ」を意味し、この看板を見ると、鰻の蒲焼きや、
うな丼、そしてうな重が食べたくなるのでした。
でも、最近はこの「う」だけの看板が、ニホンウナギ同様、絶滅危惧種になっている
ようなのです。
鰻屋さんの前を通りかかっても、「う」だけのお店は少なくなっていて、大抵は、
「うなぎ」や「鰻」、「う」の後に小さく「なぎ」と追記されていたり。
「う」だけでは、「うなぎ」と通じないというように思われているのでしょうか。
でも、「う」という表記を知らないという人も珍しくないようです。
このまま絶滅していくのでしょうか。(絶滅危惧種?)
この看板ですが、テレビの時代劇なんかのセットにも、「う」と書かれたお店が
出てきます。
この時代背景の検証が正しければ、江戸時代から鰻屋さんの看板に「う」があった
ということなのです。
この歴史ある「う」の看板を大切にしたいものですね。
ところで、うなぎと言えば、うな重、うな丼、うなぎの蒲焼がやはり一番美味しい
ですよね。
鰻屋さんで焼きたてを食すのが良いのですが、やはり高いので、スーパーマーケット
で特売している時に買って食べることで我慢したり、回転寿司で食べたりすることで、
何とか凌いでいます。
家で食べるために買ったうなぎの蒲焼(出来れば中国産ではなく国産の)ですが、
付いているうなぎの蒲焼用のタレって、少なくないですか?
これでうなぎの蒲焼一匹分を食べるのは、正直足りません。
そんな時には、「蒲焼きのたれ うなぎエキス入り」を追加して食べます。
これをうなぎの蒲焼にはもちろんですが、アツアツのごはんにもたっぷりとかけて
食べると美味しく食べられて、ケチケチながらも安心できて幸せになれます。
たまにごはんにお供がない時には、この「蒲焼きのたれ うなぎエキス入り」を
ごはんにかけて食べたりします。
それにこのたれは、100円前後で売っているので、いつも家にはいくつかの
「蒲焼きのたれ うなぎエキス入り」をストックしています。
また、うなぎの蒲焼きが手に入らない、もしくは高くて買えないという時には、
うなぎの蒲焼きの代用品として、「天かす」をごはんの上に載せるという、
大胆不敵なメニューもおススメします。
この「天かす」にたれをたっぷりとごはんを食べると、低級感はありますが、
それなりに美味しいケチケチメニューになってくれますよ。
ではまた。